糖尿病改善対策委員会

糖尿病改善対策委員会は、生活習慣病の中でもガンに次いで深刻な病である「糖尿病」の改善に向け、代替療法を行う医師のご指導もいただきながら、臨床現場に役立つ情報を発信していく任意団体です。

(趣意書)

かつて現代医学によって感染症を克服した先進国は、現在では生活習慣による慢性病(ガン、糖尿病、脳卒中、心臓病など)の増加が課題になっています。

それは、長期に亘る生活習慣が原因で発症した疾患に対し化学薬剤は対症療法に過ぎず、現代医学だけで解決しようとすると医療費の更なる高騰を招いてしまい、国家の財政的な逼迫を助長する結果になっているからです。

欧米では、ガンをはじめとする慢性病の解決策として、全体的・全人的にアプローチする代替医療が、患者にとっても医療財政にとっても有効であるとの考えから、利用頻度が急速に増加しています。

米国や英国では国家予算を投じ、1980年代から代替医療の臨床試験や医療現場での代替療法の利用を奨励し普及を進めてきました。

主要先進国の中で最も代替医療を活用しているドイツでは、医学生に対しても代替医療の知識を必修とし、医師国家試験にも出題されるほどです。

そうした取り組みにより、英米では慢性病に対し、1990年頃には一定の成果をあげるようになっています。

一方、日本の医療界では伝統医学や代替医療を拒む風土が強く、そうした取り組みは決して順調とはいえません。しかし、近年になってガン治療を中心に代替医療が急速に広がってきた観があります。

糖尿病改善対策委員会は、ガンに次いで危険な慢性疾患であって、薬中心の現代医学に頼りがちな糖尿病について、医療関係者のご意見も伺いながら、予防および治療に関する施策を考え、情報を提供していくことによって、国民病とまでいわれる糖尿病の改善と罹患率の低下を目指すものです。